東南アジアはビザ無しの旅を目指している2

「東南アジアの開かれた空」の青写真

エアーアジアが火をつけたLCCの拡大は、多くの旅行者にとって高価で移動が不便だった地域の間を繋げました。

LCCの利用路線は東南アジア全体の中でも過半数を占め、利用客の数でいえば、この地域は世界最大の市場となっています。

「ASEANの旅行市場の成長は、特にLCCの成長に依るものである」ワッターナブランギー氏は語ります。「都市間を繋げる航空網は、もはや首都同士に限らず、首都と第二の都市、さらには第二の都市同士を繋げる域に達しています」

未だにASEAN内の首脳の間では「開かれた空」の合意はなされていません。「国際都市航空機構」のアジア太平洋局長・アルン・ミシュラ氏はサミットで説明しました。

EUでは東南アジアよりも「開かれた空」に関して進んでいて、合意を形成しています。「それはすなわち、東南アジアが第7の自由の実現を決意していないからです。飛行機が一つのハブ空港から他のハブへと自由に行き来することが、未だに許可されていないのです」「ゆえに、空港にはたくさんの飛行機があるのです。エア・アジアのような飛行機でが国から国へとを飛行し、到着地でパートナーの航空会社へ乗り換える必要があるのです。」

「開かれた空」の開発が進んで合意に至れば、ASEAN域内で低価格路線の行き来が活発になり、中国やインドの業者とも競争できるようなるでしょう」ミシュラ氏は期待します。

東南アジアの広範囲にわたる設備投資の優先順位

東南アジア観光産業の成長は、一部の地域で投資が需要に追い付かず、危機に直面しています。
ASEANで1年に必要とされる投資は1100億円と見積もられ、ざっくり従来の年間投資の2倍から6倍もの規模となっています。

サミットのセッションの間、世界最大の旅行会社の重役たちが何人も、調査に協力しました。「ASEANで最も成長と投資が必要なのはどの分野ですか?インフラ、人材、市場、法整備の中ではいて」

回答のほぼ半数は、インフラに対する投資が最重要との結果がでました。空港の設備投資は7分の3.4で、陸や海の輸送への投資が3.5に対して低いのです。(2017年「世界経済フォーラム」の「旅行と観光の競争力」のレポートによる)

東南アジアの空港の多くが老朽化し、改修に適さなっているというのに、空路は最優先の課題でもないのです。
ベトナム、カンボジア、タイ、ラオス、ミャンマー、中国を流れるメコン河が富をもたらす物流の、最重要の投資対象だとワッターナブランギー氏は言います。

ASEAN加盟諸国はPPPパートナーシップによる投資で空港と海運の発展を望んでいます。「インフラ整備に関しては、課題は主要都市だけではないのです」「旅先を魅力的なものにするには、政府だけでは第二の都市の開発は不可能です。だからPPPから始めているのです。」彼女の主張です。

ヤジャ氏によると、観光業におけるインドネシア政府の投資負担は30%に過ぎないといいます。
「かつては、新しい港や道路のほうが大事でした。」

ASEANは観光業の統合へ挑戦する

ASEAN諸国はインフラ整備の立ち上げに勢いをつけるため、より多くのPPP締結を求めています。
それだけではなく、観光産業のスキルを持つ人材が国をまたいで活躍できる仕組み作りを必要としています。

「訓練された人材を、ある国から別の国に動かすことは制約が多すぎます。なにしろ、異なる法律のもとで技量を身につけていますから。」ヤジャ氏は指摘します。「異国間の法規制が調和して労働力が国をまたがり流動的になったら、本当に助かるのですが」

「世界経済フォーラムによるとASEANの観光業における人材と労働力の供給力は7分の4.8ポイントで、情報交換の技術に至っては4.3ポイントです。」

「ASEAN諸侯は観光業を優先的に扱う傾向にある。この分野では50位以上にランクされている」
「しかして、空路、道路、観光サービスのインフラと情報化については、最も進んだシンガポールと、それに次ぐマレーシア、タイと、その他の地域の格差が大きすぎる」世界経済フォーラムのレポートに記されています。

「観光業界のアドバイザーは、東南アジアの国々が統合化への動きを鈍化させている」フィリピンの観光書記官、ワンダ・タオ氏は問題を指摘します。というのも、2016んえ4月21日依頼、慟哭ではテロ活動と恐怖が募っているからです。

タイの言論規制や、暴力への厳罰、観光地近くのテロ活動への懸念なども、マイナス要素です。

それでも、ASEAN諸国は協力して、互の観光地としての魅力をアピールします。ヤジャ氏はその効果を期待しています。

特に東南アジアでは、経済成長を自力で遂げるのに、観光業は最も重要と考えられています。もし自国の観光業の妨げになるようなら、ASEAN加盟国は隣国の宣伝などはやらないでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です