Airbnbでタイ国内の旅ができます

3つのお試しサービスがバンコクで利用できます。旅のコンセプトがアジアに進出です。

Airbnb がタイで新たな「Trips」のコンセプトを打ち出しました。宿泊施設から一歩踏み出してサービスの多様化を推進します。

バンコクで開かれた記者会見で、Airbnb社の共同設立者で製品担当役員のジョー・ゲビア氏が、新たなサービスの概要を発表しました。

Airbnbは従来主力としていた民泊の機能を進化させ、「Trips」に3つの異なる機能を追加します。すなわち、「家」「体験」そして「場所」です。狙いは、旅行者に体験を通じた満足と余韻、イベントの地元でしか得られない情報、そしてアクティブに活動できる場を提供する機能です。

Airbnbにとってタイは急成長中の市場です。昨年度は前年比で49%増の注文があり、民泊を望む人は毎年なんと93%の率で増えているのです。

「我々は旅の奇跡を再び起こすのです。地方都市に興味津々の旅行者に、真の魅力を地元の人から伝えてもらう事業に力を注いで。」ゲビア氏は語ります。

「タイは旅の目的地として信じられない成長を遂げています。わが社のタイ国内旅行の利用者は去年だけで前年比149%の伸びです。そして土地の、特にバンコクのの真の魂を感じることが旅のキモだと思っています。バンコクは東南アジアで特異の文化を持つクリエイティブな首都です。エネルギッシュで文化遺産も豊富です。今回バンコクの旅を紹介することに、私はとても興奮しています」

この旅では、Airbnbの利用者は民泊とセットで旅先の体験を選び、予約できます。体験はその地の専門家が考え抜いたもので、ツアーに同行して街の案内をします。これらのツアーは民泊とは別に、地元で新たな発見を求める住民でも予約できます。

バンコクで最初にリリースされるサービスは「タイのムエタイ体験」「フルーツ摘み」「カクテル作り」です。バンコク、シンガポール、東京、ソウルなど世界13都市で展開されている800の体験にこれを加えます。このサービスは年末までに50以上展開される予定です。