タイに初めて行く人用のガイド

初めてタイを訪問する方は、もれなく楽しめます。そこは様々な顔を持つ国です。サラサラの砂浜から、美味しい食事、そして観光地ではびっくりする文化も。必ずハッピーになれること間違いなしです。

タイは東南アジアの入門編として、オールラウンドな国です。エキゾチックで、かつ快適です。多様性があり、手頃に探検もできます。未開の部分もありますが独特の文化と食事でもてなしてくれます。

さあ、2週間の旅で北部チェンマイのジャングルと山歩きを楽しみ、次は南のビーチでくつろぎましょう。そして雑然としたバンコクを探索するのです。

すぐにタイの魅力がサヌーク(楽しむ精神)だけではなく、それ以上のものだとわかりますよ。

北部の注目スポット

タイが最もエキゾチックだと思うのがこの地帯です。ラナ王朝時代から何世紀も独自の方言と伝統を有しています。北部文化の中心地チェンマイで、今日は独特の個性を味わうことができますよ。

四角い城壁と周囲を縁取る濠の中にある古都に、魅惑的な古い寺院があり、オレンジ色の袈裟を着た僧たちの念仏がこだまします。タイの念仏から精神文化を学ぶには、ワット・チェディルアン、ワット・スアン、ワット・プラタート・ドイステープなどの寺院で講義を受けることができます。

タイ北部の料理は独特の美味しさがあります。中華と、ビルマと、ムスリムの進化形です。夕食にチャーンプアックの市場でカオ・ソーイ(カレーヌードル)と、スパイスとニンニクの効いたソムタム(パパイヤサラダ)を食べてから、ワローロット市場のナイトバザールに繰り出してお土産を物色しましょう。チェンマイ料理学校でレッスンを受けて、何かつまんでみませんか?

一両日周囲の丘陵地帯を散策すると豊かな文化遺産や自然の不思議に出会います。ジャングルのトレッキングツアーに参加すれば、モン族、アカ族、カレン首長族に出会ったり、リス族のロッジで裸足になり、伝統文化に浸るのも楽しいですよ。国立象公園で最もたくましい生き物に出会いましょう。そこで保護された象の体を洗うことができますよ。

ビーチと南部

全てのビーチが同じわけではありませんよ。そのいくつかはバーで賑わい、その一方静かで青緑の海と金色の砂に輝く洒落た浜もあります。いくらでも選べますよ。

珊瑚礁が生きた万華鏡のように美しい砂浜もあります。魚とご対面したければ、酸素マスクやシュノーケルは必携です。スキューバダイビングの体験教室で有名なコ・タオから、コ・ナン・ユアンに行くと、ウミガメやトリガーフィッシュ、時にはシャチにも巡り会えます。シミリア島やアンダマンワン沖のコ・ランタではマンタやタツノオトシゴと一緒に泳げますよ。他の沖合ではジャングルに面していたり、石灰岩がむき出しになっていたりしています。ラビの近くのレイライ・ビーチでは胸ときめくロッククライミングができます。

コ・サムイはブティックやカクテルで知られていますが、西の方に行けば伝統的な雰囲気が魅力的です。ゴージャスで洗練された夜ならプーケですが、静かな場所もあるんですよ。カヤックツアーで海の洞窟や礁湖の美しさに浸りましょう。

でも、どのビーチに何時行けばいいの?

タイは豪奢な南国の楽園です。しかし、緑豊かな木々も、雨なくしては茂りません。良い知らせとしては、西のアンダマン湾と、東のタイ湾では雨期がズレることです。どちらかに行けば、観光に適していますね。11月から4月にかけては、プーケットやコ・ピーピーやラビがあるアンダマンがシーズンで、東海岸はコ・チャン、コ・ムスク、コ・クーが乾季です。コ・サムイやコ・ファ・ガン、コ・タオは2月ー4月、6−8月が観光シーズンです。雨季でも、いつも雨が降るわけではありません。雨がふったら少しの間避けるか、旅の時期によって宿泊地を工夫すれば良いのですよ。

首都の理想

バンコクは古い伝統と新しい流行がゴミゴミと、雑然と混じりあったところです。寺院があり、キラキラ光る高層ビルがあり、渋滞の道路があります。数々の驚きがありますが、中でも金の屋根と精緻な壁のグランドパレスを散策し、ワットプラケオのエメラルド仏とワット・フォーの涅槃仏(マッサージも有名ですよ)は秀逸です。その次はカオサン通りに繰り出して、バーやショッピングも楽しみましょう。

本当にタイの「天使の街」を実感するならば、水を飲みましょう。チャオ・プラヤ川はバンコクの大動脈です。自分のボートで旅するか、オンボロのボートに乗るか、10バーツ払って高速船に乗るか、いずれにしても煌くワットアルムや、「夜明けの寺」のマル秘スポットを楽しめます。目もくらむ高い等に登り、絶景を見渡しましょう。ロングテールボートに乗ってバンコクの運河を探検し、船上の市場を覗きましょう。サム・ソンクラームのカが最も正統で、花、フルーツ、野菜で満載です。

どんなものか、試してみたいですか?トムヤムクン(レモンハーブ、ガラナ、ライムをエビと煮込んだスープ)のようなバンコクでメジャーな料理をランビニ公園の屋台で味わいましょう。そこは憩いの場で、老人たちが太極拳の練習をしています。

シメには是円形スポットで一杯やりましょう。高所にある隠れ家的バーで。レブアホテルのシロッコにあるスカイ・バーはたぶん世界最高峰のバーですよ。

そして、ちょっとロマンスを

絹のように柔らかな砂に指を入れ、オーク材の芳香を吸い込み、二人きりのマッサージ。タイにはロマンスの原点があります。ヤシの木がそよ風で揺れる戸外での結婚式や、滝のそばのキャンドルサービスさえも、現地のウィディングプランナーが実現してくれます。シンプルに行きたければ、仏教寺院に頼めば、初婚でも再婚でも、完璧な式を行ってくれます。

タイは新婚旅行天国でもあります。このもてなしの地で新たな生活のスタートを切ることにしても、決して後悔はしませんよ。バンコクにはロマンティックな宿泊地が限りなくありますよ。バンコク・ツリーハウスでは星空の下で眠ることができます。カオラックのサロジンのようなブティックの街では、二人だけの手製のグッズを手にしましょう。筏による川下りで夕食をとることも。とろけるような甘い時間帯になること、請け合いです。

特選のオススメ

初めてタイを訪問する方は、もれなく楽しめます。そこは様々な顔を持つ国です。サラサラの砂浜から、美味しい食事、そして観光地ではびっくりする文化も。必ずハッピーになれること間違いなしです。空港センターに行けば、バンコク、ジャングル、砂浜の旅を1375ポンドで提供します。